2026-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ロンドンにいたころ、何度か押し売りにあった。 その押し売りの話はルームメイトから聞いていた。ルームメイトのS君が道を歩いていると、誰かに呼び止められたという。 その人物は車の中からS君を呼び、服を売りつけてきたんだそうだ。 おしゃれ好きなS君は…
日本人がイギリス留学したいといっても、簡単にできるわけじゃない。 英語もそうだけど、なにより困るのが留学費用だ。はっきり言ってイギリスは高い。 今も高いだろうけど、僕が留学した当時もめちゃくちゃ高かった。 イギリスの大学の授業料は国籍によって…
ケンブリッジに願書を出してからというもの、返事が待ち遠しくて毎日がソワソワしていた。 研究室に見学に行き、そこで前向きな返事をもらうものの、その後何も進展はなく、もう数か月が過ぎていた。僕はそうした状況に構わず願書を出し、願書の志望研究先の…
ロンドンの大学に来てから、もちろんそこでの勉強も一生懸命やったけど、僕はその先をずっと見据えていた。ロンドンに来てからすぐにその準備を始めていた。 もう何度も書いたけど、僕はケンブリッジの博士課程に進みたいとずっと願っていたのだ。そのための…
3学期になり、学部生たちが春休みに入ると、僕ら寮生はいままで使っていた部屋にいられなくなった。 ロンドンの超一等地にあるインペリアルカレッジの寮は、学生がいなくなって部屋が空くと、そこをホテルのように使って客を泊めるのだ。 大学もボランティア…
3学期に入り、苦痛と苦難に満ちた授業が終わり、春も来て、僕の気持ちは本当に軽く、明るくなった。 5月あたりからは修士論文を書くために個別で研究をすることになる。 僕が選んだ研究の担当教官はスペイン人の講師の若めの先生で、とても穏やかな人だった…
僕の属していた修士コースは3学期はたしか4月から始まったと思う。 2学期と比べて科目がぐっと減り、内容も難しい医学や工学の授業から医療政策や医療安全などの人文的な内容に移っていった。そのため僕の授業に対するプレッシャーはぐっと減り、同時に季節…
また話は少し戻って、真冬のできごと。 当時ロンドンで話題になっていたのが「人体の不思議展」(英名はBody Worlds)の開催だ。日本でもあちこちで開催されていたらしいので有名なイベントだと思うけど、これは実際の人体や内臓を特殊な技術で固めて、標本と…
インペリアルカレッジでの苦しい2学期が終わった。この時期は本当にきつかった。勉強もきつかったけど、何よりきつかったのは日の短さだ。日中もいつも悪天候で、夕方にはもう真っ暗。 「冬時間」も初体験のことだった。冬になると1時間ずれる。 2学期のテス…